20年目の初舞台

無学であった「元・笑福亭若松20年目の初舞台」、大入り満員、笑いと感動の中、無事終演しました。

テレビのドキュメンタリーが若松に密着して、楽屋でも舞台でもずっとカメラに追われ通しで、プロでも神経過敏になりそうな中、若松が本当に素晴らしい高座を披露してくれました。

テンポ、ハリ、抑揚、リズム、滑舌の良さ、ほんまお手本のような発端でした。

つくづく才能のある男やったんやなあ。

聞いたらこの２ヶ月、本当に命がけで稽古してたらしい。

「師匠に付けてもらったネタ、俺がええ加減な舞台やったら、師匠の芸に泥塗ることになるやろ、必死やった・・・」その心意気に涙が出た。

我々以上に落語への敬意と愛を持つ若松。

今回はとにかく文鹿さんの情熱と友情が生んだ、一世一代の舞台やったように思います。

無学を借りる段取り、奥様への根回し、若松の説得・・・ありとあらゆる苦労を一手に引き受けた文鹿さんは、ほんまにすごい人です。

盛り上げてくれた三金さん、菊丸さん、米紫さん、ありがとうございました！！！

ほんま、素晴らしい同期の仲間たちです。

平成６年同期バンザイ！！！

さっき連絡もらいまして、明日12月５日（金）毎日放送「ちちんぷいぷい」で当日の様子が放送されまるそうです。

よろしければご覧くださいませ。